ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)の日常ケアについて
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
日常ケア
前回、革質編でもお伝えした様に、ミュージアムカーフは独特のムラがあり、大変美しいです☆
でも、カーフなので繊細な革でもあります。
なので、日常ケア、特に汚れ落としの際には注意が必要です。
シューツリー
日常ケアとしては、帰宅したらすぐにシューツリーを入れます。
シューツリーはジョンロブ純正のシューツリーです。
フィリップ2はプレステージに属しているので、元々シューツリーが付属しています。
帰ってすぐはいろいろ忙しいですが、シューツリーだけは必ず入れる様にしています。
クリーニングブラシ
時間があれば、靴底をクリーニングブラシで磨きます。
以前もお伝えしましたが、コシがあるクリーニングブラシは汚れがよく落ちます。
挟まった石や泥も、先が尖った木の部分で取り除くことができます。
一家に一個、特にお子さんのいる家庭におすすめです!
馬毛ブラシ
その次は、上側、アッパーを馬毛ブラシで磨きます。
外で履いていると砂や埃などが付着するので、それを馬毛ブラシで取り除きます。
埃をそのままにするとクリームを吸収してしまいます。
馬毛ブラシは小型のを使っていますが、小回りがきくので使いやすいです。
そして収納する際、限られた収納スペースには小さいほうが便利です。
羊毛ブラシ
馬毛ブラシで磨いた後は、羊毛ブラシで仕上げます。
馬毛ブラシだけでもよいですが、羊毛ブラシで磨くとより艶が増します。
馬毛ブラシと羊毛ブラシは、無色用、黒色用、茶色用、焦げ茶色用のそれぞれ4っつを準備しています。
ちなみに、プラムにはカラーレスのクリームを塗布しているので、馬毛ブラシは無色用のを使っています。
クリーム
見た目や触った感触で、乾いてきたな、と思ったときは、コロニルのシュプリームデラックスクリームを塗布しています。
だいたい3~4か月に1回くらいの間隔でクリームを塗っています。
以前、パリジャンブラウン編で質問を頂きましたが、ミュージアムカーフは繊細なので、クリーナーは使っていません。
以前、使ってみたことがありますが、かなり色落ちします!
焦ってやめました。
その後、ジョンロブの店員さんから、クリーナーは使わないほうがよいことを教えて頂きました。
ジョンロブでケアする際は、クリーナーは使わず、デリケートクリームをクリーナーがわりに使うそうです。
ワックスの除去もデリケートクリームを用いてゆっくりゆっくり除去していくそうです。
それらを聞いて一時期、ジョンロブ純正のデリケートクリームを塗布していましたが、独特のにおいをこども達に指摘されたため、現在はコロニルのクリームに落ち着きました。
そのコロニルのクリームを塗布した後に大事なのは、余分なクリームを除去することです。
その際に役立つのがサフィールのコットンクロスです。
このコットンクロスで磨くとそれだけでかなり光沢がでます。
そして最後に、素手で靴をなでなでします。
見た目ではわからない、コットンクロスでも取り除けなかったクリームが付着しているのがわかります。
この最後の「ナデナデ」は革を感じられるので、実は一番楽しい時間かもしれません(笑)
ケアグッズ達
革靴はもちろん大事ですが、ケアグッズ達にもまた愛着があります。
ブログの題名でもある革磨き日記ですが、革とそれを磨くグッズもまた大切だと感じています。
まとめ
ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)の日常ケアは、馬毛ブラシや羊毛ブラシが基本です。ミュージアムカーフは繊細なので、クリーナーは使わない様にしましょう!
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)についてお伝えしていきたいと思います。