ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)の日常ケアについて

2023年9月30日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。

これまでの失敗

以前にもお伝えしましたが、革靴ケアではこれまでたくさんの失敗をしてきました。。。(涙)

それらを踏まえ、現時点でのムカデの日常ケアに関してです。

前回お伝えした様に、このフィリップ2のミュージアムカーフは素晴らしいムラ模様で、キメも細かい上質なカーフです。

その革質を活かす様な管理を心がけています。

シューツリー

まず、帰宅したら、シューツリーを入れます。

ジョンロブのプレステージラインは、元々シューツリーが付属しています。

シューツリーが付属しているのは嬉しいです。

その分高いですが。。。(汗)

クリーニングブラシ

その後はクリーニングブラシで、靴底をキレイにします。

クリーニングブラシは結構固めなので、靴底についた砂などを取るのに便利です。

以前は使わなくなった豚毛ブラシなどを使っていましたが、

やはり、餅は餅屋で、クリーニングブラシの硬さが、靴底にはぴったりです♪

クリーニングブラシは、コロニルのブラシを使っています。

馬毛ブラシ

その後は、アッパーを馬毛ブラシで拭き拭きします。

埃を飛ばす様なイメージです。

クリーニングブラシほど硬くはないですが、適度にコシがあるので、埃を飛ばすのに向いています。

馬毛ブラシは3種類用意していて、この馬毛ブラシは無色のクリームを使っている革靴用のブラシです。

このブラシでシュッシュとしたら、玄関においておきます。

羊毛ブラシ

その後は、ちょっとした時間を見つけて・・・

洗濯待ちや、子どもの歯ブラシの仕上げの後などに、玄関を訪れては羊毛ブラシで磨いています。

馬毛ブラシでも十分輝きます。

でも、確かに羊毛ブラシを使うと、より輝きます☆

一日の最後、寝る前に玄関の棚にしまって扉をしめます。

埃がつかない様にするためです。

逆に、履いていく日の朝は、羊毛ブラシで磨いてから出かけています。

朝の癒しのひと時です。

仕事にいきたくなくても、靴は履きたくなります(笑)

クリーム

クリームで散々失敗してきたので、芸術的なミュージアムカーフは、基本上記の様に乾ぶきのみです。

突発的な雨の後や、2~3か月に1回は、コロニルの無色のクリームを塗布しています。

少量をサフィールのコットンクロスを用いて塗布しています。

サフィールのコットンクロスは、クリームがよくのびます。

無色のクリームのみで、下の画像の様にキレイに輝いてくれます。

高価な靴だし、ジョンロブの靴だし、メンテナンスは当初緊張していましたが、

革質が見事なので、余計なことをしなくても輝いてくれることに気づきました☆

そういう意味では、手がかかりにくいです。

料理人の方が、「素材を活かす為、あえてあまり手を加えない様にしている・・」と話されます。

以前のムカデは、せっかくの靴に喜んでクリームを塗りまくっていましたが、ミュージアムカーフの様な素晴らしい革に出逢い、料理人さんの言っていることが少しわかった気がします。

せっかくの素材(革質)を活かす様にしていきたいです。

まとめ

ジョンロブ・フィリップ2のミュージアムカーフは、その素晴らしい革質を活かすため、基本乾ぶきと無色のクリームのみです! 素材を活かした管理を心がけています。

次回

※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、フィリップ2のミュージアムカーフのソールについてお伝えしていきたいと思います。