日常の革靴ケア:シューツリー or シューキーパーに関して
前回、革靴ケアの日常の流れをお伝えしました。
ムカデの革靴の日常ケアは、「シューツリー入れる→靴底をクリーニングブラシで綺麗に→馬毛ブラシで磨く→羊ブラシで仕上げる」です。
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、日常ケアの一番最初、シューツリー(or シューキーパー)に関してです。
シューツリー
ムカデは帰宅してすぐにシューツリーを入れています。
このシューツリーを入れるのに関しては、ネットで検索しても、「いつ入れるか」、について様々な考え方があります。
①すぐ入れる、②少し後で入れる、③だいぶ後で入れる、などです。
ムカデは①の、「すぐシューツリーを入れる」、にしています。
以前、②や③を試したこともありましたが、ことごとく忘れました(汗)
なので、ムカデは①になりましたが、それぞれのライフスタイルにあわせてでよいかと思います。
ただ、先に入れたほうが、その後のケアがやりやすいのと、水分を吸ってしばらくして冷えて固くなった革より、人の熱で暖かいうちにシューツリーをいれたほうが、革の回復は早い様に感じます。
シューツリーは以前からコロニルのシューツリーを使用しています。
コロニルはお手頃で、ブランドへの信頼感もあってよく買っていました。
でも、最近は同素材でちょっと安いレッドシダ―シューキーパーを使っています。
使ってみると、こちらの方が靴から取りやすいです! しかも金色で高級感があります。
どちらも、MやLとサイズに違いがあるのでご注意ください。
上の画像の向かって右がレッドシダ―、左がコロニルです。
同じ靴でも、シューツリーで印象がだいぶかわります。
ムカデのほとんどの靴のシューツリーは上記のメーカーです。
オードリーは専用のシューツリーにしたいと思ってますが、なかなか実現しません(汗)
購入時の注意点
ジョンロブのプレステージ(フィリップ2など)にはさいしょからシューツリーが付属していますが、
コアコレクション(シティー2やウイリアムなど)には付属していないので、別に購入する必要があります。
それぞれ専用のシューツリーがあり、こちらも木靴(ラスト)により、例えば、シティー2は7000、ウイリアムは9795などと異なるので注意が必要です。
ムカデは間違えて注文したことがあります(汗)
間違えて注文すると手続きがめんどくさいです。。。
上の画像の向かって右がジョンロブ・フィリップ2のダブルバックルのラスト7000、
左がウィリアム2のラスト9795です。
シューツリーをみると、いかに型が違うかがわかります。
7000の靴に、9795のシューツリーを入れようとすると、きついので間違ったことに気づきます。
上の画像は、向かって右がジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)、
左がジョンロブ・シティー2のオックスフォードカーフ(ブラック)です。
こちらは、ラスト700で共通しています。
長めの旅行や冠婚葬祭のとき、移動は茶、本番は黒の2足にした場合、同じラストだと、持っていくシューツリーは一つですむので便利です♪
靴選択のひとつの要因になっています。
口実ですが(笑)
まとめ
●シューツリーは自分の好きなタイミングで、でも忘れない様にしましょう!
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、シューツリーの重要性についてお伝えしていきたいと思います。