ダンヒル・ボストンバック(シャーシ)の日常ケア:ムカデの失敗をふまえて(涙)
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ダンヒル・ボストンバック(シャーシ)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
向かって右がボストンバック、左がブリーフケースです。
ブリーフケースは四角いですが、ボストンバックは丸みを帯びています!
日常ケア
実は、買った直後はそうではありませんでした。
徐々に柔らかくなってきたので、経年変化なのかと思っていました。
なので、鞄の型を維持するために、上記の様に厚紙や、透明な下敷き、いろいろ詰め込んだバックキーパーを入れています。
しかし、上記のものを全て取ると。。。
こんな感じに、ダラっとしてしまいます(汗)
あるとき、ダンヒルのブリーフケースの方を持って、ダンヒルのお店で鞄やベルトを眺めていました。
すると、店員さんとシャーシのお手入れの話しになりました。
店員さん:「シャーシはカーフに加工が施されているので、特別なメンテナンスは必要ないから、使い勝手がよいですよね~」
ムカデ:(え、メンテナンス必要ない?) 「クリームとかは塗らない方がよいですか?」
店員さん:「クリームは塗らないでくださいね、塗ったら大変です・・・」 (途中から記憶が。。)
ムカデ:「そうなんですね・・・」
表情には出しませんでしたが、動揺していました(汗)
そう、ムカデはボストンバックにクリームを塗っていました!!
ショックでした(涙)
クリームを塗ったことで、柔らかくなり過ぎて、型が維持できなくなってしまったのです!
ブリーフケースは正規店で購入したのですが、メンテナンスに関しては特に言われた記憶はありません。。。
(是非、その時に言ってほしかった…)
ボストンバックは非正規店で購入したので、もちろん、ムカデのケアの失敗です。
ちなみに、ブリーフケースにもクリームは塗っていたのですが、ブリーフケースは革の裏素材がしっかりしているので、維持はできています。
その素材の分、ブリーフケースの方が重くなっているのだと思います。
同じ時期に、同じ様にクリーム塗っていた革の鞄は、ボストンバックの様に裏素材がそれほどカシっとした素材ではないので、なんと、自立できなくなりました!!!
改めてですが、このボストンバックにバックキーパーを入れて、手で持ったところです。
この状態だとシャキっとしています♪
けれども。。。
バックキーパーを外すと、やはりダラっとしてしまいます(涙)
購入した当初は、もっとカシっとしていました(涙)
クリームを塗らないでエイジングしいてたらどうだったのかなぁ~ と、つい思ってしまいます。。。
皆様(鞄にも)にも同じ思いをしてほしくありません!
くれぐれも、ご注意ください!!
店員さんからお聞きした様に、シャーシは基本メンテナンスフリーです。
ムカデは現在、使う前と、使った後に羊毛ブラシで埃をとっています。
もちろんクリームは塗っていません。。。
今でもショックを少し引きずっていますが、元々こういう素材だったと思う事にしています。。(引きずってる笑)
まとめ
●クリームを必要としない革にクリームを塗布すると、型が維持出来なくなったり、最悪自立出来なくなります(涙)
●ダンヒル・シャーシは基本メンテナンスフリーです。
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ダンヒル・ボストンバック(シャーシ)のショルダーベルトについてお伝えしていきたいと思います。