トリッカーズ・バートンのソール交換の変遷

2023年9月28日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、トリッカーズ・バートンのソールに関してです。

経年変化

22年前に購入してから、毎日毎日トリッカーズばかり履いていたので、固いトリッカーズも徐々に足になじんでいきました。

購入して3年経った頃には、靴屋のおじさんにも「トリッカーズ固いのに、だいぶ足にあってきたね~ いい靴になってる」と言ってもらえる様になりました。

確かに、足に接する部分(インソール)、特につま先部分は、自分の指の形にひっこんでいき、まさに世界で一つのオリジナルな靴になっていきました。

画像だと見づらいですが、インソールが足の指の形にひっこんでいます。

しかし、履き心地はよいのですが、徐々にかかとやつま先部分は減っていきました。

ゴム部分が深く削れ過ぎない様に、時期を見て(靴屋のおじさんに言われていたので)、定期的にソールを交換してもらっていました。

ソール

そのとき住んでいた場所や気分で、革底にしたり、

革底はやはり、さいしょはきれいですよね!

ダイナイソールにしてみたり、

いろいろかえてもらっていました。

ダイナイトソールは雨のアスファルトは滑りにくいです。

そして耐久性もあります。

しかしながら、ダイナイトソールは意外に滑ります(汗) 

万能だと思っていたからなのかもしれません。。

雨の大理石やマンホール、そして特に雪道は滑ります。。 

(雪道はどんな靴でも滑りますが。。)

やはり、万能のソールはないので、適材適所で使い分けていくのが良いと、今は思います。

雪道のソールに関しても、いずれまたお伝えしていきたいと思います。

ソールの変遷

これまでのトリッカーズのソールは、

革→ラバー貼る→ダイナイトソール→革→ラバー貼るといった変遷をたどってきました。

今はラバーにしています。

トリッカーズのおかげで、いろいろ経験させて頂きました。

これも、トリッカーズ・バートンが、ソールを交換できるグットイヤーウェルテッド製法だったからです。

画像は現在のソールです。

ビブラムのラバーです。

(革部分は結構きてます)

以前住んでいたところから数年前に引越してきたので、今は三越のRESHさんに革靴をみていいただいています。

RESHさんに相談し、ビブラムのラバーを紹介いただきました。

このビブラム、雨道はもちろん滑りにくいです。

そして、大理石やマンホールでも、ダイナイトソールより滑りにくいと感じています。

トリッカーズのソールをビブラムのラバーにして良かったので、現在、ムカデの革靴は、ほとんどがこのビブラムのラバーです。

つま先にスチールをつけることもあります。

一度RESHさんに尋ねたことがありますが、トリッカーズにはスチール(ムカデが希望した)は着けられらいとのことでした。

確かに丸めですしね!

まとめ

●トリッカーズの現在のソールはビブラムのラバーです。その時々に住んでいる場所と、その時の好みでいろいろ試してみるのがおすすめです

次回

※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、トリッカーズ・バートンのサイズ感についてお伝えしていきたいと思います。是非、ムカデの失敗を参考にして頂ければと思います!