ジョンロブ・フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)のソールと細部、日常ケア

2023年12月9日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)のソール、日常ケア、細部についてお伝えしていきたいと思います。

ソール

ダブルバックルの購入時のソールの画像がどこかにいってしまったので、かわりに、同じプレステージソールで、以前お伝えしたフィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)の購入時の画像です。

このプレステージソール、白くて美しいです。

そして美しいだけでなく、立体感があり、履き心地も抜群です。

更にジョンロブサウンドも奏でます。

ダブルバックルもしばらくはレザーのままでしたが、

その後は、いつもの様にビブラムのソールに替えて頂きました。

レザーソールは美しいですが、やはり機能的にはラバーが安心です。

だいぶ悩みましたが、ビブラムのラバーソールにしてストレスが軽減しました。

ちょっと雨が降っても安心です。

空港の大理石のトイレで滑ることもありません。

日常ケア

日常ケアは、これまでもお伝えしてきた様に、

帰宅したらシューツリーを入れて、ソールをクリーニングブラシで磨き、アッパーを馬毛ブラシで磨きます。

その後は、ジョンロブのバッフィンググローブで仕上げます。

そして、3カ月に1度は、コロニルのクリームを塗布しています。

クリームは黒を使用しています。

以前はナチュラルを使用していましたが、黒の靴はキズが目立つので、黒のクリームを使っています。

ワックスは使っていません。

ワックスなしでも、オックスフォードカーフは美しく輝いてくれます☆

細部

このフィリップ2ダブルバックルは、見ていて飽きません。

ずっと見ていられます。

それは細部がまた美しいからです。

上の画像はフィリップ2のシームレスヒールです。

継ぎ目のないヒール、そしてメリハリのある外見が綺麗です。

そして、かかとのおさまりもよく履き心地も良いです。

ラスト7000は日本人に向いています。

歩いていてかかとが浮きません。

ウィリアムのラスト9795やオードリーの後に履くと、かかとがフィットしているのがわかります。

そして、細部といえばローズゴールドのバックルです。

キンキラし過ぎない、落ち着いたゴールドです。

ローズといっても赤すぎず、ピンクすぎず、落ち着いています。

このローズゴールド、やはりよく見られます!

靴好きな(であろう)男性や、交差点で立ち止まっているとき、女性に見られることがあります。

他の靴ではこれほど見られることはありません。

少し恥ずかしいですが、見ていただけるのは嬉しいです。

そして、このパラジウムのバックルは、メンテナンスフリーなのも嬉しいです。

さびたりすることもなく、泥がついてもすぐにとれます。

また、購入前に気になっていましたが、空港の保安検査場でブザーが鳴ることはありません。

あれ、靴脱いだりして面倒ですよね(汗)

履きシワ

上の画像はシューツリーを外したところです。

以前、ウィリアムのときにもお伝えしましたが、ダブルバックルは、吐きシワがきれいに入ります。

このフィリップ2ダブルバックルも、シワ入れの儀式などは行っていませんが、自然なシワが左右差なくつきました。

なので、痛みもなく、快適に履くことができます。

快適、といえば、最初はタイトな作りになっていて辛かったの思いだしました(汗)

サイズを間違えたかと思いました・・・

紐で調整することができない分、タイトになっていて、最初はしばらく履くと痛くて、一番上のバックルも外していました。。。

でも、ミュージアムカーフほど早くはないですが、オックスフォードカーフも半年くらいで痛くなくなりました。

そして、バックルは靴紐と違って恒常性があるので、同じ穴でしめていると、いつもと同じフィット感を感じられます。

そして、バックルなので手軽に脱ぎ履きできます♪

まとめ

フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)はバックルやシームレスヒールの美しさに、ダブルバックルによる自然なシワや快適さが加わり、素晴らしい靴になっています。

次回

次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブの2003年イヤーモデルについてお伝えしていきたいと思います。