ジョンロブ・シティー2のオックスフォードカーフ(ブラック)の日常ケアに関して
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・シティー2のオックスフォードカーフ(ブラック)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
日常ケア
前回お伝えした様に、ジョンロブ・シティー2のオックスフォードカーフは、キメが細かく、キラキラ輝く上質な革質です。
なので、日常ケアは、その革質を活かす様なケアをする様にしています。
帰宅したら、まずはクリーニングブラシで革底をキレイにします。
以前は馬毛ブラシを使っていましたが、クリーニングブラシは馬毛ブラシよりコシがあり、底についた砂などがよく取れます。
その後は、シューツリーを入れて、靴の上側(アッパー)を馬毛ブラシで磨きます。
埃を払っていく様なイメージです。
基本は、馬毛ブラシで磨くだけでよいですが、時間があるときは羊毛ブラシで仕上げます。
羊毛ブラシで磨いた方が、キラキラする気がします☆
ムカデは、この羊毛ブラシで革靴や革鞄を磨いている時間が至福のときなので、隙を見つけては玄関に行って、羊毛ブラシで乾ぶきしています。
〇クリーム
汚れがついたときや、2~3か月に1回はクリームを塗布しています。
クリームは、コロニルのシュプリームデラックスクリームです。
サフィールのコットンクロスにクリームを少量とり、靴全体に塗っていきます。
革質が素晴らしいので、このクリームだけでもキラキラと輝いてくれます。
そういう意味でも、ジョンロブの靴は、ある意味ケアが簡単だと言えます。
〇コバ
クリームは靴のアッパーだけでなく、コバにも塗る様にしています。
コバには、馬毛ブラシでクリームを塗布しています。
コバには、コバ専用のブラシを用いています。
コバの色がアッパーと異なり、アッパーにコバの色が付いてしまわない為です。
〇ジョンロブ純正クリーム
実は以前、ジョンロブの靴だけに、ジョンロブ純正クリームを使っていたこともあります。
ジョンロブの店員さんから、ジョンロブの靴は、このクリームを使ったほうがよい、と伺かったからです。
日常ケア以外にはもちろん、ワックスを除去する際も、このクリームを使っていると教えて頂きました。
このクリーム、黒に白の文字で「JOHN LOBB」の記載があり、とてもカッコイイです!
フランス製だからか、同じくフランス製のクレムに似た様な印象のクリームです。
確かに、使ってみると、ジョンロブのクリームの方がネットリとしており、クレムの様にリムーバーなしでも汚れがよくとれます。
ただ、粘着性がやや高いので、クリームの伸びに関してはコロニルの方がよく伸びます。
そして、ムカデ自身はこのクリームの香りは好きですが、フランス製なのか、やはり独特な香りがします・・・
なので、リビングで使っていると、子ども達から、「何この臭い!?」と言われてしまいました(汗)
なので現在は、コロニルのクリームのみ使用しています。。。
〇コバの色落ち
コバの色落ち部分には、革靴製品で有名なコロンブスの、ジャパンメイドブランド「Boot Black」シリーズの「エッジクレヨン」を使っています。
これは、ろうや油脂などから作られており、まさにクレヨンの様に簡単に塗布することができます。
上の図の様に、手を汚すこともなく、ハゲた部分を簡単に修復できます。
ムカデの薄くなった髪の部分もこんなに簡単に修復できたらな、と思います(笑)
上の画像は、息子が羊毛ブラシで靴その様子を再現してくれています。
夜、時間を見つけては玄関に行き、羊毛ブラシで革靴を磨いているのが、ムカデの幸せな時間です。
御覧頂いた様に、ムカデの日常のケアは、ライトなケアです。
育児や仕事などで、時間がない方でも革靴ケアを楽しんで頂ければと思います!
まとめ
●ジョンロブ・シティー2の日常ケアは、上質な革質を活かす様、自然な仕上がりを心がけています。
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・シティ2のソールについてお伝えしていきたいと思います。