ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)のソールに関して
昨日は、サッカー日本代表の劇的な勝利に大興奮でした!
あの、ドイツに勝つとは・・・
ホント歴史的な勝利を見せて頂いて、日本代表には感謝です☆
そして、今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)のソールについてお伝えしていきたいと思います。
ソール
ウィリアム2のソールには、ジョンロブのこだわりが随所に施されています。
ウィリアム2を購入するに至った動機のひとつに、このソールがあります。
ちなみにウィリアム1もつま先のステッチ以外はウィリアム2と同じ構造なので、以下総称してウィリアムと表記したいと思います。
ダブルソール
ウィリアムはダブルソールです。
その名のとおり、ソールがダブル(二重)になっています。
それにより、地面からの衝撃が軽減され、耐水性にも優れています。
ムカデのはじめての革靴、トリッカーズのバートンと同じです。
上の画像は、向かって右がダブルソールのウィリアム2、
左がシングルソールのシティー2です。
並べてみると、厚みの違いがわかります。
後ろからの画像は、より顕著です!
高さがだいぶ違います。
足長効果が期待されます(笑)
オールアラウンドグットイヤー製法
そして、特徴的なのが、アールアラウンドグッドイヤー製法です。
一般的には、上の画像のフィリップ2の様に、前側の半周のみにステッチが施されています。
ウィリアムは、前側の半周だけでなく、全周、つまりオールアラウンドにステッチが施されています。
このオールアラウンドグッドイヤー製法により、金属パーツを減らすことができるため軽量化が可能となります。
また、一般の製法より、コルクを多量に敷き詰めることが出来ることから、クッション性がより向上します。
元々、ウィリアムは、宇宙飛行士が船外で履く「アビエーターブーツ」にインスパイアされた靴であり、上記の仕様により野外で履くのも考慮されています。
ストレートチップにカントリーの要素のソールも取り入れられ、まさにオンオフ兼用です。
元々、ソールは革でしたが、
野外でもトリッカーズの様にガシガシ履きたいという意味でも、ソールはラバーにしています。
ラバーは以前も御紹介した、いつもお世話になっている、三越RESHさんでビブラムのソールとビンテージスチールを着けて頂きました。
前述したダブルソールの場合、つま先の減りが早いといわれています。
確かに、物理的にソールが厚いので、反りが少ない分、角度的につま先があたってしまいます。
なのでビンテージスチールも着けて頂きました。
スチールもだいぶ削れたので、地面にも接しなくなり、ちょうどよい具合になっています。
これで、子どもと公園で虫取りもしています♪
まとめ
●ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)のソールは、ダブルソールとオールアラウンドグッドイヤー製法によりクッション性に優れており、野外でもガンガン履けます♪
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)の細部についてお伝えしていきたいと思います。