クロケット&ジョーンズ:タビストックの履き心地(フルソック)

2023年9月29日

今年で14年目のタビストック

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、タビストックの履き心地についてです。

履き心地

前回お伝えしましたが、オードリーの包まれる様な履き心地に魅了され、更にカジュアルでもフォーマルでもあるブライドブローグのタビストックを購入しました。

タビストックもオードリーと同様、クロケット&ジョーンズの上位ラインであるハンドグレード・コレクションに属しています。

ハンドグレード・コレクションには様々な素晴らしい特徴がありますが、その一つがフルソックです。

ジョンロブ「シティー2」

多くの靴は上の画像の様に、足に触れる部分(インソール)は一枚革ではなく、わずかに段差があります。

タビストック

オードリーやタビストックのインソールは一枚革で、さらに上質な革です。

表面はなめらかで、かといってスベるわけでもなく、足が触れる感触は素晴らしいです。

履いているうちに徐々に暖まっていくと、足が革に柔らかく包まれていきます。

オードリーとの比較

向かって右がオードリー、左がタビストック

オードリーと比較すると、やや細身で先がとがり気味です。

当初はやや狭めかと心配しましたが、意外に見た目より幅広です。

小指が痛くなることもありません。

ラストは「358」という型です。

オードリーの「337」は有名ですが、ラスト「358」は「337」をスクエア&チゼルトゥにモディファイし、シャープなシルエットを実現しています。履き易さにも配慮されたラストで、足幅はそのままに従来よりウエストを絞り、ヒールカップを小さくする事で、足が後ろ部分で固定され絶妙なフィット感を生み出してくれます(FRAMEさんの当時の紹介記事より)。

これらの事により、タビストックやオードリーの履き心地は、ジョンロブのフィリップ2やシティー2にも負けない履き心地です。

包まれている心地は最高です。足が喜んでいます♪

まとめ

●タビストックの履き心地は本当に素晴らしいです。是非皆様にも試していただきたいです。

次回

次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、タビストックのソールについてお伝えしていきたいと思います。