クロケット&ジョーンズ・オールゲートの履き心地:フルソックなど

2023年9月29日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オールゲートの履き心地についてお伝えしていきたいと思います。

ハンドグレードコレクション

以前もお伝えした様に、クロケット&ジョーンズのオードリータビストックの履き心地に魅了され、オールゲートを購入しました。

この3足に共通するのは、クロケット&ジョーンズの上位ラインである、ハンドグレードコレクションに属しているという事です。

なので、いろいろ共通しています。

向かって右がオードリー、左がオールゲート

オールゲートのラストは369です。

クロケット&ジョーンズは、靴メーカーの中で最もラストを所有しているそうですが、

このラストはオードリーの337と比較し、それほど有名ではありません。

もちろんムカデも購入するまでは知りませんでした。

このラストはパリ直営店のみで展開されているそうです。

最も有名な、オードリーのラスト337と比較してみます。

向かって右がラスト337、左が369

オールゲートのラストは、よりメリハリが効いています。

ラスト337も幅広ではありますが、それよりも、より幅広な印象です。

そして、かかとはキュっとしています!

ムカデの足には、ラスト337もあいますが、ラスト369のほうが、よりフィットします。

はじめから小指が痛くなりませんでした!

調べてみると、オードリーのラストにはいろいろなラストが使われていますが、そのうちのオードリー4は、このラスト369が使われています。

なるほと、確かにこのラストは日本人によりあっているのかもしれません。

インソール

オールゲートやオードリーのハンドグレードコレクションに共通するのは、インソールが1枚革のフルソックになっているということです。

ジョンロブ・シティー2

一般的なインソールは、シティー2の様に2枚の革で構成されています。

オードリーやタビストック、オールゲートは1枚革です。

タビストックのインソール
オールゲートのインソール

このインソールが上質なカーフで、履いていると、上からも下からも柔らかなカーフで足が優しく包まれていきます。

これまでもお伝えしてきましたが、是非皆様にも体験して頂きたいです。

また、インソールだけでなく、アウトソール(ソール)も履き心地に大きく影響してきますが、ソールに関しては次回にお伝えしていきたいと思います。

まとめ

オールゲートの履き心地は、オードリーと同様に素晴らしいです。

ラスト369はオードリーの337よりムカデの足にフィットしています。

次回

次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オールゲートのソールについてお伝えしていきたいと思います。