はじめての大峽製鞄はオールレザーブリーフ:この鞄をきっかけに大峽沼にはまります!

2023年9月30日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、大峽製鞄さんのオールレザーブリーフについてお伝えしていきたいと思います。

購入の動機

前回お伝えした、Organのミネルバボックスの革質が、ムカデの革好きムードをより一層盛り上げてくれました(笑)

以前御紹介したダンヒルのブリーフケースも確かに良いのですが、ほとんど傷がつかないところが逆に反動となり、無性に経年変化を感じられる革の鞄(ブリーフケース)がほしくなっていきました。

そんなとき、「テレビ東京」さんで2017年に放送された「俺のダンディズム」という番組をネットで知りました。

これは、名優滝藤賢一さん演じるサラリーマンが、ダンディな嗜好品を扱う「マダムMの店」の店主(美人女優の森口瑤子さん)から、ダンディズムの歴史や、毎回登場する商品の知識などを教えてもらいながら、少しずつダンディズムに目覚めていくという番組です。

これが、大変面白くて、今でも見かえしてしまいます!

腕時計や、靴、鞄、手帳、眼鏡、スーツなどを、楽しく勉強できます(笑)

社会人男性、必見の番組です!

そして、出てくる商品ももちろん素晴らしいのですが、ドラマ仕立てで笑いもあり、そして実力派の俳優さんの演技がまた素晴らしいです。

その番組の第6話、「鞄」の回で、数多くの海外の一流ブランド(グッチ、ゼロハリバートン、トゥミ、オロビアンコなど)の中から、主人公が選んだのが、まさに大峽製鞄さんの「オールレザーブリーフ」です。

この鞄に、主人公だけでなく、ムカデもすぐに魅了されました!

余談ですが、滝藤賢一さんはこの番組で選択した製品の一部(この鞄も!)を実際に購入したそうで、番組終了後も他の番組で使っているのをたまに拝見します。

それを発見すると嬉しくなります(笑)

「半沢直樹」でも使っていた様な・・・ 巻き戻しして確認した記憶はあります(汗)

ちなみに、個人的には、コードブルーの滝藤賢一さんが好きです。

話しは戻りますが(笑)、この番組で大峽製鞄さんを知ってからは、もう日々大峽さんの研究です!

ここで、大峽製鞄さんとは。。。

大峡製鞄                                         1935年(昭和10年)に創業した東京の老舗鞄メーカーです。鞄作りに携わる事80余年、最高級素材の革だけを使用する「素材」へのこだわり、徹底した管理による「品質」への追求、手縫いをはじめとする伝統ある「職人技」の継承を続けています。大峽製鞄は、この徹底したクラフトマンシップを受け継ぎ、日本製を貫き、手作りならではの美しい革製品を作り続けています。長年にわたり本物の鞄を探求し続け、変わらぬもの作りの哲学のもと、各種コンクールにおいて、文部大臣賞連続7回、通産大臣賞、経済産業大臣賞、東京都知事賞11回等、数々の賞を受賞してまいりました。ランドセルの手縫い技術は日本独特のもので、丁寧な仕事と不断の鍛錬を要求されます。大峽製鞄のもの作りの原点は『ランドセル』にあり、 150以上のパーツ、300以上もの工程を手作りでまとめ上げる作業は並大抵ではありません、「良いものを大事に使えば永く持つ」との言葉を実践していただくべく、日々努力を重ねています。二本針手縫いやハンドメイドの技術を継承、発展させて総手縫いアタッシェケース、ダレスバッグ、ビジネスバッグ、財布、革小物などを製造しています。(ホームページより内容を一部抜粋)

確かに、以前から大手のデパート(高島屋や三越など)などで見かけていました。

ただ、「大峽」・・・ 読めませんでした。。。(汗)

しかし、いろいろ学んでいくと、日本の誇る老舗鞄メーカーの大峽さんの鞄を是非手に入れたい!、ということで、子どもの小学校入学にあわせて、購入することとしました。

小学校の入学式に、子どもはピカピカのランドセルで、そして父もピカピカの革鞄で、一緒にエイジングをはじめられたら、と思いました!

いずれ、そのランドセルもご紹介したいと思います。

この、オールレザーブリーフは、デパート(大峽さんを取り扱っている)に依頼し、注文して購入しました。

値段は、18万9千円でした。

高いです。。。

確かに高いですが、購入して、この鞄の圧倒的な存在感に驚きました!!

これまで、少しずつですが革鞄や革靴、革財布に触れてきたムカデから見ても、この鞄の「作りが凄い」ことがわかりました!

例えば、上の画像のハンドル部分の縫い目ですが、凄く細かく、そして美しいです!!

調べていくと、大峽製鞄さんはだいぶ以前から、「エルメス」をライバルとしている様です。

ジョンロブのフィリップ2でもお伝えしましたが、エルメスは世界中の最高級の革を収集していますが、大峽さんもエルメスと同じタンナーと関わりを持ち、世界最高峰の革を供給されている様です。

そして、技術もまた、エルメスに負けていません。

世界的なエルメスコレクターがわざわざ来日し、大峽さんの製品を絶賛した、という記事も拝見しました。

ちらりと見える、中身も、オレンジ色で上品です。

内装も革でできています。

まさにオールレザーの由縁です。

底鋲も重厚感があります。

この「オールレザーブリーフ」をきっかけにして、ムカデは大峽沼にはまっていきます(笑)

今後、また御紹介していければと思います。

まとめ

子どもの小学校入学を記念して購入したのが、オールレザーブリーフです。この鞄が素晴らし過ぎて、ムカデは大峽製鞄さんにスッカリはまってしまいます!!

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次回

※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オールレザーブリーフの各論に入っていきたいと思います。まずはサイズについてお伝えしていきたいと思います。