緊急検証!:ジョンロブ・ウィリアム92のライトウェイトウォーキングソールで雪道を歩いてみたら・・・
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、大寒波で雪が降ったので、緊急企画として、ジョンロブ・ウィリアム92のライトウェイトウォーキングソールで雪道を歩いたので、その感想を御報告したいと思います。
ムカデの住んでいる街にも、数年ぶりに雪が積もりました!
子どもは喜んでいます! 確かに雪が積もって、公園も綺麗です。
しかしながら、大人は雪のなかでの通勤や子どものお迎えを考ると、喜んでばかりもいられません(汗)
皆様もくれぐれも事故なく過ごされることをお祈りします。
〇ジョンロブ・ウィリアム92
ウィリアム発売75周年を記念して、2021年に発売された限定モデルです。
このウィリアム92はシボ革のカントリーカーフが用いられ、金色のダブルバックルと相まって、重厚な雰囲気を醸し出しています。
アッパーは重厚ですが、ソールにはジョンロブでは新しいライトウェイトウォーキングソールという、その名の通り、軽量でクッション性に優れたラバーが使われています。
以前、各種ウィリアムの比較でもお伝えしましたが、このソール、実際に計測してみると、靴一足で500 gと、ウィリアム2の700 gに比べ、かなり軽量になっています!
また、その溝の形状から、「雨に強い」、とブログなどに記載されてましたが、雪道での記載はあまり見られませんでした。
ただ、はじめてこのソールを見た時から、スタッドレスの様な溝なので、雪道にも通用するのでは?、と思っていました。
〇雪道とソール
トリッカーズ・バートンでもお伝えしましたが、ムカデはこれまで、今住んでいるより更に雪が積もる地域に住んでいたので、雪道に履く革靴に関しては、いろいろ試行錯誤してきました。
革のソールは美しいし、良い音がします。そして履き心地も抜群です。
しかしながら、雪道では滑りまくります!
トリッカーズの革のソールでも、やはり滑りました・・・
なので、基本はラバーを貼った靴を履いてきました。
ラバーは上の画像の様に、ビブラムの革靴用のラバーです。
このラバー、雪道でもある程度のグリップ力があります。
ただ、画像の様に、溝が浅いので、結構滑ります(汗)
(もちろん、革靴用のビブラムなので、雪道用のビブラムはかなり滑りにくいです!)
この革靴用のビブラム、以前もお伝えしましたが、雪道で転んでしまったことがあります!
そんなこともあり、トリッカーズのソールをダイナイトソールにしたこともあります。
しかしながら、このダイナイトソール、雪道では、ビブラムより更に滑ります!
雨の日のアスファルトは滑りにくいですが、雪道はかなり滑ります!!
そんなこともあって、雪道ではビブラムのソールを履いていました。
今回の大寒波の積雪を機に、ウィリアム92のライトウェイトウォーキングソールを実際に履いて、雪道でのパファーマンスを検証してみました♪
上の画像はウィリアム92と、その足形です。
上の画像の様に、踏んでもアスファルトが出てこない様な積雪量です。
気象庁のホームページでは、10 cmの積雪とありました。
そんな中、普通に歩いたり、すり足で歩いてみたり、わざと滑らせて歩いてみました。
結果です。
確かに、スタッドレスの様な溝が雪を噛むのか、革靴用のビブラムのソールより滑りません!
ある程度しっかりグリップしてくれます。
軽量でクッション性もあり、そして、アッパーのカントリーカーフの柔らかさもあり、雪道なのに履き心地も抜群に良いです。
正直、雪道でこれだけ快適に歩けたのは、この靴がはじめてです☆
ただ、やはり横断歩道や、大理石の様な所では滑るので注意が必要です。
〇カントリーカーフ
雪道を約20分歩いた後のアッパーの状態です。
右足の甲の部分に、ややシミが見られます。
左足にもわずかにシミがみられますが、内側への浸水は見られませんでした。
陰干したら、シミもお昼頃には綺麗に消えていました。
ちなみに、気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、白いステッチは、今回よりだいぶ以前、革色に近いクリームを塗りました!
シックな趣になって気に入っています♪
なので、今回雪道を歩いたことによる変色ではありません。
詳しくは、いずれまた御報告したいと思います。
まとめ
●ジョンロブ・ウィリアム92のライトウェイトウォーキングソールを雪道に履いてみたら、ある程度のグリップ力があり、アッパーの柔かさと相まって雪道でも抜群の履き心地でした!
まだまだ寒波が続き、道路には雪が残ると思います。
滑りやすい路面が続くと思いますので、皆様もどうぞお気をつけください。
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、当初の予定通り、シティー2のソールについてお伝えしていきたいと思います。
(2023年1月26日公開)
(2023年1月30日改定)