ジョンロブ・ワーウィックのミスティーカーフについて

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ワーウィックのミスティーカーフについてお伝えしていきたいと思います。

久々の投稿になってしまいましたが、またどうぞよろしくお願いいたします。

ミスティーカーフ

上の画像は、向かって右からジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ、そして今回ご紹介する、ジョンロブ・ワーウィックのミスティーカーフです。

ジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ

以前もお伝えした様に、ミスティーカーフの繊細な革質に惚れこみ、ミスティーカーフを探していたら辿り着きました。

ワーウィック

この靴はシューホリックさんのサイトで見ていて出会いました。

シューホリックさんのサイトは見ているだけでも楽しいですが、この様な出会いは大変嬉しいです。

黄色箱時代のジョンロブで、現行モデルにはないタイプです。

このウイングチップ、以前から大好きです!

これも以前お伝えしましたが、初めての革靴、トリッカーズ・バートンと同じウイングチップですが、

こちらはブローグのないタイプで、オースティリティーブローグといわれています。

ブローグがない分、フォーマルな装いになっています。

かかとはフィリップ2などと同じ、縫い目のないシームレスヒールです。

ミスティーカーフの革質をより感じられます。

コバも繊細で、さすがジョンロブです。

古い靴なのに、コバも綺麗です。

履き皺はありますが、つま先はほとんど傷がありません。

そして、年代を重ねて艶が増していて綺麗です。

ラスト

上の画像は、向かって右が、ジョンロブ・シティー2、ワーウィック、ジョンロブ・フィリップ2です。

これらの靴はみな、ラストは7000です。

ロングノーズに見えますが、ワーウィックもラスト7000です。

ジョンロブのいう、タイムレスなラストです。

確かにフォーマルでもカジュアルでもしっくりきます。

そして、幅、甲とも、私にはぴったりあいます。

かかともおさまりがよいです。

この靴をはくと、他の靴ではかかとが動いている感じになります。

日本人に比較的むいているラストです。

2アイレット

上の画像は、向かって右がジョンロブの2022イヤーモデルのヘンリー、ワーウィック、ジョンロブ・フィリップ2のダブルバックルです。

以前から感じていましたが、履き心地と柔らかさは、2アイレットの靴が一番良いのでは、と思ってきました。

ダブルバックルの靴はより革を感じますが、やはり、紐がない分、長距離はちょっときついです。

その点、紐の弾力と革の柔らかさ、それらを両立しているのは、2アイレットだと思います。

ましてや、ジョンロブの柔らかい革だとなおさらです。

まとめ

ジョンロブ・ワーウィックはオースティリティーブローグと2アイレットでカジュアルではありますが、ラスト7000、そして黄箱時代からのミスティーカーフに艶がでて、よりエレガントになっています☆

次回

次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、久々に革鞄についてお伝えしていきたいと思います。