カルティエ・コインケース(馬蹄型)の日常ケアについて(ムカデの失敗を踏まえて。。)
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、カルティエ・コインケース(馬蹄型)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
18年前にカルティエ・コインケース(馬蹄型)を購入しました。
上の画像は購入時の画像です。
今回、購入時の画像を探したら出てきました!
素敵です☆
日常ケア
しかしながら、ムカデはこれまで、革製品のケアでたくさんの失敗してきました。。。
そのほとんどが、クリーム塗り過ぎです(涙)
このコインケースでも同じ様に塗っていました。
しかも2種類のクリームで塗っていました!
黒のクリームと、ワイン色のクリームです!
下の画像の様に、内側がワインの様な色だったからです。
しかしながらクリームを塗りまくっていると、革本来の色というより、クリームの色になっていきました。
内側も本来の色とは異なり、クリームのワイン色になってしまいました(汗)
そして、シルバーで上品に刻印されていた「Cartier paris」も、ワイン色になりました!!
その後、年月を経て、ムカデも「革製品のケア」についていろいろ学びました。。。
そして、以前、革靴ケアでもお伝えしましたが、「革ケアは乾拭きが基本で、本当に必要なときだけクリーム」とういケアになりました。
このケアになってから、このコインケースの余計なクリームを綺麗に落としました。
すると、ごっそり色がとれてびっくりしました!
そして、本当に必要なときは、コロニルのカラーレスのクリームを使っています。
コロニルのカラーレスのクリームを、サフィールのコットンクロスに塗って塗布しています。
手で塗るよりも少量でよくのび、均一に塗ることができます。
つまり、必要最低限のクリームのみ塗布する様にしています。
これは、大峽製鞄さんの旧ホームページ(革製品のケア)で御教授頂きました。
仕上げは羊毛ブラシで磨いています。
今回も息子が手で出演してくれました。
お気に入りのカマキリ先生の服を着ています(笑)
羊毛ブラシはコロニルです。
以前もお伝えしましたが、靴とは別の、鞄と革小物専用の羊毛ブラシです。
毛先が長いので、埃をとるのにも便利です。
現在の状態です。
内側も、本来の色になりました。
そして、「Cartier paris」の文字もくっきりしたシルバーの色に戻りました!
外側も、本来の革質を十分に感じられます。
触っていて、いつまでも触れていたくなる柔らかさです。
そして、自然な艶で美しく輝いています☆
まとめ
●カルティエ・コインケースの日常ケアは、カウハイドの革質を活かしたカラーレスのクリームと、羊毛ブラシの乾ぶきのみです!
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、カルティエ・コインケース(馬蹄型)の使い心地についてお伝えしていきたいと思います。