カルティエ・コインケース(馬蹄型)の日常ケアについて(ムカデの失敗を踏まえて。。)

2023年9月30日

今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、カルティエ・コインケース(馬蹄型)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。

18年前にカルティエ・コインケース(馬蹄型)を購入しました。 

上の画像は購入時の画像です。

今回、購入時の画像を探したら出てきました! 

素敵です☆ 

日常ケア

しかしながら、ムカデはこれまで、革製品のケアでたくさんの失敗してきました。。。

そのほとんどが、クリーム塗り過ぎです(涙) 

このコインケースでも同じ様に塗っていました。

しかも2種類のクリームで塗っていました!

黒のクリームと、ワイン色のクリームです!

下の画像の様に、内側がワインの様な色だったからです。

しかしながらクリームを塗りまくっていると、革本来の色というより、クリームの色になっていきました。

内側も本来の色とは異なり、クリームのワイン色になってしまいました(汗)

そして、シルバーで上品に刻印されていた「Cartier paris」も、ワイン色になりました!!

その後、年月を経て、ムカデも「革製品のケア」についていろいろ学びました。。。

そして、以前、革靴ケアでもお伝えしましたが、「革ケアは乾拭きが基本で、本当に必要なときだけクリーム」とういケアになりました。

このケアになってから、このコインケースの余計なクリームを綺麗に落としました。

すると、ごっそり色がとれてびっくりしました!

そして、本当に必要なときは、コロニルのカラーレスのクリームを使っています。

コロニルのカラーレスのクリームを、サフィールのコットンクロスに塗って塗布しています。

手で塗るよりも少量でよくのび、均一に塗ることができます。

つまり、必要最低限のクリームのみ塗布する様にしています。

これは、大峽製鞄さんの旧ホームページ(革製品のケア)で御教授頂きました。

仕上げは羊毛ブラシで磨いています。

今回も息子が手で出演してくれました。

お気に入りのカマキリ先生の服を着ています(笑)

羊毛ブラシはコロニルです。

以前もお伝えしましたが、靴とは別の、鞄と革小物専用の羊毛ブラシです。

毛先が長いので、埃をとるのにも便利です。

現在の状態です。

内側も、本来の色になりました。

そして、「Cartier paris」の文字もくっきりしたシルバーの色に戻りました!

外側も、本来の革質を十分に感じられます。

触っていて、いつまでも触れていたくなる柔らかさです。

そして、自然な艶で美しく輝いています☆

まとめ

●カルティエ・コインケースの日常ケアは、カウハイドの革質を活かしたカラーレスのクリームと、羊毛ブラシの乾ぶきのみです!

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次回

※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、カルティエ・コインケース(馬蹄型)の使い心地についてお伝えしていきたいと思います。