ヘルツ(コラボ作品)の日常ケア:クリームや羊毛ブラシ(失敗をふまえて。。)
以前、靴のケアの失敗をお伝えしましたが、鞄のケアも長いこと間違ったやり方でやっていました(汗)
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ヘルツ(コラボ作品)の日常ケアに関してです。
これまでの失敗
靴と同じく、鞄のケアの失敗も、「クリーム塗りすぎ」です。
トリッカーズも塗りすぎていましたが、トリッカーズより前に購入したヘルツ(コラボ作品)もやはり塗りすぎていました。
トリッカーズのときと同じで、深みがある立体感をだすため、茶色や焦げ茶のクリームを油絵の様に塗っていました(汗)
なので、色ムラがでてしまい不自然な感じに。。。せっかくよい革なのに、むしろ合成皮革の様になっていまいました。。 元に戻すのにだいぶ苦労しました(汗)
更に、ヘルツ(コラボ作品)は堅牢な作りだったので大丈夫でしたが、同じ様にケアしていた革鞄は、なんと自立しなくなりました(涙)
クリームが浸透して柔らかくなりすぎて、型を維持出来なくなってしまったのです(涙)
その頃はなぜだかわかりませんでしたが、今となっては「必要な革に、必要なときだけ最低限のクリーム」が鞄のケアでも大事な事がわかってきました。
前回のブログでお伝えした様に、ヘルツさんの代表的な革であるラディーゴと、オルガンタイプのミネルバボックスもそれぞれケアが異なります。
現在の日常ケア
ヘルツの店員さんから教えて頂いた事と、公式ホームページの内容を参考に、ムカデの経験を踏まえてお伝えしていきます。
革:ラディーゴ
ラディーゴは定期的なクリームの補充が必要です。ヘルツさんはラナパーの使用を推奨しています。ムカデはコロニルのデラックスクリームを使用しています。(ちなみに靴とは別なのを使用しています。以前妻から指摘されたので。。(汗))
クリームは1~2ヶ月に1回が推奨されています。ただ、ムカデの使用頻度にもよるかと思いますが、1か月くらいでは全然乾いた感じにならないので、2~3か月に1回、コロニルデラックスクリームを少量、布を用いて塗っています。指だとムラがでますが、布だと均一に塗ることができます。これは大峡さんの会員専用の鞄のケアから学びました(最近ホームページがリニューアルされてケアに関してはなくなりました涙)。
日常のケアは、家に帰ったら、馬毛ブラシで埃をとり、その後は羊ブラシで磨いています。これは以前お伝えした、靴の日常ケアとほぼ同じです。これも、それぞれ鞄専用の馬毛ブラシと羊毛ブラシを使っています。ただ、実際はほとんど羊ブラシのみです(笑)
革:ミネルバボックス
ミネルバボックスは初めから十分オイルが浸透しているので、基本的にクリームは必要ないと言われています(ホームページより)。確かにムカデの2つの鞄もクリームを塗ったことはありませんが、購入して4年経ちますが、乾いた感じは全くありません。
ムカデの日常ケアはラディーゴと同じで、馬毛ブラシで埃を取って、羊毛ブラシで磨くだけです。
今後の経過をみていきたいと思います。
まとめ
●それぞれの革にそれぞれのケアをしてあげましょう!(自立しなくなると悲しいです涙)
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、聞きなれないと思いますが、バックキーパーについてお伝えしていきたいと思います。