Organのファスナータイプの2 wayトートの革質(ミネルバボックス)について
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、Organのファスナータイプの2 wayトートの革質についてお伝えしていきたいと思います。
27年間愛用している、ヘルツ(コラボ作品)の革質は不明ですが、
この2 wayトートの革は「ミネルバボックス」です。
ミネルバボックス
ここで、ミネルバボックスとは。。。
ミネルバボックス イタリアのトスカーナ、サンタクローチェ地方で1000年の歴史をもつ’’バケッタ製法’’と呼ばれる手なめし、手染めで仕上げられた、最高級素材の革です。「バダラッシィ・カルロ社」にて、一枚一枚、丁寧に作られています。●特徴:シュリンク加工と呼ばれる、表面にシボと呼ばれるシワを出す加工で、柔らかいうえ丈夫になります。一枚の革でも部位により質感が異なり、個性的な革になります。●経年変化:100%ピュアなオイルによりたっぷりと時間をかけて加脂する製法により、独特の色艶がでると共に、一旦加脂したオイルが抜けにくいのが特徴です。その為、しばらくはオイルなどによる保革は必要ありません。(ホームページより一部抜粋)
確かに、表情豊かな革質です。
部位によってシワの入り方が全く違います。
それによって同じ部位が一つとない、特徴的な表情になっています。
そして、5年間使ってきましたが、キズはあまり目立ちません。
大変丈夫です。
そして、オイルが浸みこんでいるため、撥水性もあり、雨にも強いです。
同じ革でも、表側と裏側では表情が異なります。
裏側はハンドルや身体との摩擦で、より艶がでています。
裏側のほうが、ハンドルによる凹みも若干強いです。。。
そのハンドルもまた、革質を十分に感じられます。
細すぎず、太すぎず、ちょうどよい厚みです。
以前もお伝えしましたが、ムカデはこの角度から見る靴が好きですが、この角度から見る鞄もまた好きです!
部屋の中だと、若干暗めに写ってしまうので、光を浴びせてみました。
光に反射して、艶がよりハッキリでます☆
太陽の下での表情に近いです。
経年変化
1年後に購入した、サイズLとの経年変化を比較してみます。
サイズMが5年前、Lは4年前に購入しました。
Mのほうが使用頻度は高いです。
それもあり、Mのほうが艶があります。
ただ、どちらもエイジングは早かった印象があります。
購入して半年くらいで、だいぶ艶がでました。
並べてみるとより素敵です。
どちらも輝いています☆
そして、画像からはお伝えできませんが、実はこのミネルバボックスは大変良い香りがします!
癒し系の香りです。
上述した、自然由来の100%ピュアなオイルからくるものだと推測されます。
購入当初は部屋いっぱいに香りが満たされます。
なので、Lサイズを購入したのは妻に内緒にしていましたが、香りでバレてしまいました!
ある意味、要注意です(笑)
今後もミネルバボックスの革質の経年変化を追跡していきたいと思います♪
まとめ
●Organの2 wayトートのミネルバボックスは驚きの革質です! 艶があって触り心地もよく、そして癒されるよい香りです♪
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、その革質の耐水性についてお伝えしていきたいと思います。