ジョンロブ・フィリップ2 vs ウィリアム2:並べると華麗さと壮大さがより強調!
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブのフィリップ2とウィリアム2の比較についてお伝えしていきたいと思います。
ウィリアム2との比較
前回はラストが同じシティー2を比較しましたが、今回はラストが異なるウィリアム2と比較してみたいと思います。
今回も例によって、ビールを飲みながら革靴を眺めていて、気づいた事をまとめてみました。
フィリップ2を購入した後、そのデザインと履き心地に魅了され、ジョンロブ沼にはまりました!
ジョンロブ沼の中でいろいろ調べていると、特徴的なウィリアムも自然と目に入る様になりました。
ただ、靴紐のないタイプの靴はあまり履いたことがないムカデの選択肢には、ウィリアムはなかなか入ってきませんでした。
しかしながら、ダブルソールで、オールアラウンドなウィリアムは、トリッカーズのバートンを履いてきたムカデの好みにあっていることに気づきました!
そうして購入したウィリアム2ですが、やはりフィリップ2と見た目も履き心地もかなり異なります!
それはやはり、ラストの違いが大きいです。
ラスト
フィリップ2はラスト7000、ウイリアム2はラスト9795です。
フィリップ2のラスト7000は、「シャープでエレガントな細身のラスト」としてジョンロブに紹介されています。
確かに、フォーマルで時代を感じさせない、普遍的な美しさがあります。
ウィリアム2のラスト9795は、「ウィリアムのためのラウンドトゥーのラスト」と紹介されています。
確かに、シューツリーは丸みを帯びていますが、かなり迫力があります。
こうしてみると、ウィリアムのラストは、巨大潜水艦の様です!
(沈黙の艦隊世代なので。。。)
並べてみると意外に、ラスト7000の方が横幅がある様に見えます。
ただ、そう見えましたが、実際の横幅は同じでした。
つま先にむかってシャープになっていくラストなので、そう見えたのかと思います。
そして、ウィリアムの方が高さがあります。
また、確かに甲が高いと感じていましたが、それはラストをみるとよりはっきりします。
甲高めのムカデには9795の方があっています。
日本人には相性のいいラストだと感じています。
ダブルソールとラストにより、ウィリアムは高さがあります。
つま先部分
つま先部分を比較すると、フィリップ2のコバはシティー2と比較してせり出していましたが、ウィリアムのせり出しほどではないことがわかります。
そして、フィリップ2の繊細な縫い目に惚れ惚れします。
サイドからみても、フィリップ2のエレガントさと、ウイリアム2のワイルドさがわかります。
また、サイドから見ても、背の高さが違います。
背面
背面からの画像は、更に驚きの違いです。
シティー2と比較すると背の高いフィリップ2ですが、ウィリアム2は更に高いです!
ただ、フィリップ2のシームレスな背面は、特別な存在感です。
やはり大変魅力的です。
ちなみに、ウイリアムにはラスト7000はすんなり入りますが、フィリップ2にはラスト9795は入っていきません。(無理に入れれば入るかもしれませんが汗)
フィリップ2は純正のシューツリーが付属しますが、ウイリアム2はシューツリーを別に購入しなくてはなりません。
その際は、ラスト7000ではなく、ウイリアム専用の9795なので、是非間違わない様にしましょう!
ムカデは間違いそうになりました(汗)
前回のシティー2との比較もそうでしたが、フィリップ2とウイリアム2を比較すると、
それぞれの良さがより強調されます。
どちらが優位とかではなく、それぞれの靴の個性が際立ちます。
それにより、愛着が更に増し、どちらの靴もますます好きになります♪
まとめ
●フィリップ2とウイリアム2を並べると、華麗さと壮大さがそれぞれ強調されます! ただ、どちらも圧倒的な存在感です!!
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、今度はフィリップ2とフィリップ2のダブルバックルを比較してみたいと思います。