オファーマンのグローリエ・ビジネスバックの革質に関して
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オファーマンのグローリエ・ビジネスバックの革質についてお伝えしていきたいと思います。
革質
この鞄は、オファーマンの「グローリエ」シリーズに属しています。
グローリエシリーズの革は、キップスキン(いわゆるキップ)が使われています。
ここで、「キップ」とは・・・
牛皮のおおまかな分類:牛皮は、若い順にカーフスキン(生後6カ月以内の子牛の皮、表面は平滑できめが細かく、繊維も細く柔らかい最高級の皮、かなり希少で高価)、キップスキン(生後6カ月~生後2年の牛の皮、カーフに次いで平滑できめが細く柔らかい、カーフより厚みがあり耐久性もある、希少で高価)、カウハイド(雌成牛の皮、きめが細かく柔らかくて丈夫、高価)、ステアハイド(去勢した雄成牛の皮、皮は厚いのに柔らかくバランスがとれた皮、最も流通)、ブルハイド(去勢していない雄成牛の皮、極めて厚く耐久性に最も優れている、希少) 日本皮革産業連合会編集:皮革用語辞典より一部引用。革のイメージはムカデの印象です。
カーフに次いで、とはいいますが。。。
この鞄のキップは「カーフ」です、と言われても、だぶんわからないくらい柔らかいです!
滑らかでスベスベしています☆
以前御紹介した、17年前に購入したカルティエのコインケースのカウハイドに近い感触です。
両者に共通しているのは、滑らかで手触りが良く、そして透明感があります。
ずっと触っていたくなる手触りです♪
そのキップが、鞄全体に使われています。
なので、使う頻度が高い場所はより艶艶しています☆
持ち手もキップなので、滑らかで触り心地が良いです。
メインの引き手もキップです。
滑らかですが、スベルというわけではなく、手になじみます。
ショルダーベルトもキップ素材なので、肩にも優しくフィットします。
光を当ててみます。
キラキラと輝いています☆
優しい輝きです。
上の画像はアップにした画像ですが、よく見ると傷がついています。
ただ、傷がついてもあまり目立たなくなります。
その傷もまた「鞄の個性」になっています。
革本来の質感を感じたいのであれば、この鞄はまさにそうで、革そのものを十分に感じることができます。
このグローリエシリーズの革質の良さと、軽量さが素晴らしいため、この鞄の数年後にメンズポーチも購入しました♪
ムカデのオファーマン、グローリエファミリーです♪
まとめ
●オファーマンのグローリエ・ビジネスバックの革質はキップです。艶艶して透明感があり、スベスベして触り心地が良く、知らないうちにナデナデしてしまいます(笑)
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オファーマンのグローリエ・ビジネスバックの日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。