黒のストレートチップの比較:オードリーvsシティー2
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オードリーとジョンロブ・シティー2との比較です。
オードリー
オードリーを購入してからおよそ17年になります。
子どもが生まれた年に購入したので、感慨深いものがあります。
おじいさんの古時計のイメージです。
あれから17年、あんなに可愛かった息子も、今や父親を「ハゲ」と言うように・・・(涙)
その点、オードリーはいつも優しく輝いてくれます!
前回お伝えした様に、フォーマルな冠婚葬祭の様な場面で主に履いてきましたが、友人の結婚式や、親族の葬式以外にも、子どもの入園式や卒園式、入学式や卒業式など、黒のストレートチップの出番は意外に多いです。
その都度オードリーの履き心地にうっとりしてきましたが、
ふと、「こんなに履き心地よいけど、ジョンロブのシティー2はどうなの?」、という疑問がフツフツとわいてきました。
その頃、ジョンロブ沼にハマっていたムカデは、シティー2 への関心が数年ぶりに再燃しました。
それからは、寝ても覚めてもジョンロブ研究に!!
シティー
確かにオードリーを購入する際、最後までシティー2と迷った挙句、 シティー2はオードリーが2足買えちゃう位高価だった事もあり、オードリーに決めました。
それからシティー2を履いている人を見かけることもありましたが、
「高いけど、オードリーの履き心地のほうがいい(はず)」と、思う様にしてきました(笑)
ここにきて、そんなにいいって言うなら履いてみないと。。 という思いと、
これからの人生の重要な場面に、オードリーに万一何かあったら(雨で濡れたり)、などと考え、だいぶ遠回りしましたが、念願のシティー2 を購入しました♪
そちらは、ジョンロブ・シティー2のオックスフォードカーフ(ブラック)編をご覧ください。
上の画像は向かって右がオードリ、左がジョンロブ・シティー2です。
どちらも綺麗です!
並べてみるとうっとりです☆
世界最高峰の革を収集できるエルメスグループの傘下にあるジョンロブだけに、やはり革はすごくよいです。
キメが細かく、黒色の革質が素晴らしい!!
しかし、しかし、オードリーの革質も負けていません。
オードリーの革も負けないくらい、キメが細かくてよい艶が出ています。
逆にオードリーの革質って凄いんだな、っと、改めて思いました。
両者を並べてずっと見ていましたが、それぞれを漢字で表現すると、
オードリーは「流麗」、シティー2 は「壮麗」という言葉があてはまります!
それくらい、どちらもオーラが凄い!
実は、ムカデはオードリーの前後で、別の黒のストレートチップを購入したこともありましたが、この二足は別格でした!!
比較
クロケット&ジョーンズに関しては、ブログなどでステッチの粗さを指摘されている方がいらっしゃったので、比較してみました。
確かにそういわれてみると、シティー2 のほうがステッチの幅が狭く細かいですが、
正直、言われないと分からないです(汗)
あまり気になりません。
ムカデが老眼になってきているからかもしれませんが。。。
また、履いているいる年数が違うので、比較するのはフェアではありませんが・・・・
10年以上履いたオードリーのほうが、履き心地はよいです!
前述したフルソックが履き心地に影響していると思います。
シティー2もまだ3年くらいですが、それでも履き心地は抜群によいです。
足の甲が革の厚みを感じます。
やはり革の質はシティー2のほうがよいです。
改めて、オードリーと シティー2が並ぶと素敵です♪
ジョンロブには、「シティーに始まり、シティーに終わる」という言葉があるそうです。
また、「靴好きが最後にたどりつく靴」とも言われています。
それだけこの靴が傑作だということだと思います。
そのシティーに、オードリーはひけをとらないとムカデは思います!
革靴の知識や事前情報のない妻や子どもたちに、上の画像の様に、二つを並べてみてどちらが好きか聞いてみたことがあります。
妻や子ども達は、しばらく二つを見比べていましたが、 その後、、、
子ども達「どっちがどっちかわかんない」、と!
妻「なんで同じ様な靴買ってんの(怒)!」、と(汗)
でもその後、子ども達からは「どっちも、かっこいいよ」、とのご意見を賜りました♪
将来、その子ども達の結婚式に、どちらを履いていくのか、今から悩みます☆
まとめ
●クロケット&ジョーンズのオードリーもジョンロブのシティー2もどちらも大変素晴らしい靴です。
●漢字で表現すると、オードリーは「流麗」、シティー2は「壮麗」になりました! どちらもオーラがあります☆
次回
次回からのブログ「ムカデの革磨き日記」は、ムカデがこれまでたくさん失敗してきた革靴のケアについてお伝えしていきたいと思います。