クロケット&ジョーンズ:タビストックの履き心地(フルソック)
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、タビストックの履き心地についてです。
履き心地
前回お伝えしましたが、オードリーの包まれる様な履き心地に魅了され、更にカジュアルでもフォーマルでもあるブライドブローグのタビストックを購入しました。
タビストックもオードリーと同様、クロケット&ジョーンズの上位ラインであるハンドグレード・コレクションに属しています。
ハンドグレード・コレクションには様々な素晴らしい特徴がありますが、その一つがフルソックです。
多くの靴は上の画像の様に、足に触れる部分(インソール)は一枚革ではなく、わずかに段差があります。
オードリーやタビストックのインソールは一枚革で、さらに上質な革です。
表面はなめらかで、かといってスベるわけでもなく、足が触れる感触は素晴らしいです。
履いているうちに徐々に暖まっていくと、足が革に柔らかく包まれていきます。
オードリーとの比較
オードリーと比較すると、やや細身で先がとがり気味です。
当初はやや狭めかと心配しましたが、意外に見た目より幅広です。
小指が痛くなることもありません。
ラストは「358」という型です。
オードリーの「337」は有名ですが、ラスト「358」は「337」をスクエア&チゼルトゥにモディファイし、シャープなシルエットを実現しています。履き易さにも配慮されたラストで、足幅はそのままに従来よりウエストを絞り、ヒールカップを小さくする事で、足が後ろ部分で固定され絶妙なフィット感を生み出してくれます(FRAMEさんの当時の紹介記事より)。
これらの事により、タビストックやオードリーの履き心地は、ジョンロブのフィリップ2やシティー2にも負けない履き心地です。
包まれている心地は最高です。足が喜んでいます♪
まとめ
●タビストックの履き心地は本当に素晴らしいです。是非皆様にも試していただきたいです。
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、タビストックのソールについてお伝えしていきたいと思います。