ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)に関して

2023年9月30日

今回からのブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)についてお伝えしていきたいと思います。

ジョンロブ

上の画像は、向かって右からジョンロブ・フィリップ2のオックスフォードカーフ(ブラック)

フィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)

シティー2のオックスフォードカーフ(ブラック)

フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)です。

以前もお伝えしましたが、フィリップ2のオックスフォードカーフ(ブラック)でジョンロブを知り、その後はすっかりジョンロブ沼にハマってしまいました(汗)

ここで、改めてジョンロブに関してです。

JOHN LOBB                                      1866年にジョン・ロブ氏がロンドンで開業した高級靴ブランドです。卓越した技術により上流階級や政治家、財界エリートのオーダーシューズ(ビスポーク)を手掛け、名声を得ていきました。息子のウィリアム氏の代にパリに進出しました。その後、卓越した技術に惚れこんだエルメスに評価され傘下となり、1982年に規成靴の取り扱いを開始し、世界中に展開しました。ジョンロブの伝統的な技術とエルメスによる世界最高峰の革の提供により、「キング・オブ・ドレスシューズ」と呼ばれています。

そんなジョンロブの靴の履き心地はどれも素晴らしいのですが、その中でも特に、フィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)の履き心地が格別に良いのが分かりました。

ミュージアムカーフ

上の画像は、向かって右からフィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)

ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)、

フィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)です。

これらの靴に使われているミュージアムカーフは厚みがあり、柔らかく、まさに包まれている様な履き心地です。

そして、独特のムラがまた個性的で、大変美しいです☆

ウイリアム2

また、こちらも以前御紹介した、ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)により、ウィリアム2の良さも知りました。

上の画像は、向かって右から、ウィリアム2のオックスフォードカーフ(ブラック)

ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)

ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)です。

ウィリアム2のラスト9795のゆったりした履き心地と、片手で脱ぎ履きできるダブルバックルは快適です♪

そして、手間のかかる手縫い(つまみ縫い)による立体的なトゥーも、

フォーマルとカジュアルを兼ね備えています。

ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)

そんなお気に入りのミュージアムカーフとウィリアム2が融合した靴、それが、このウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)です。

ダークブラウンよりも薄めな茶色です。

なので、ムラがよりはっきりしています。

そして、「パリジャンブラウン」という響きも素敵です☆

勝手なイメージですが、パリの晴れ渡った秋の空の下、紅葉で染まった木々を眺めながら、セーヌ川のほとりを散策するのにぴったりな靴です(そんな予定はまったくないですが・・・)

ミュージアムカーフファミリー

このミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)が良かったので、ミュージアムカーフの靴が少しずつ増えてきました。

上の画像は、向かって右からフィリップ2のミュージアムカーフ(ダークブラウン)

ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)、

フィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)、

イヤーモデル2003のミュージアムカーフ(ブラウン)、

ストックリーのミュージアムカーフ(ダークブラウン)です。

まとめ

ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)はウイリアムの良さとミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)の良さが融合した素晴らしい靴です!

次回

※次回からのブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)の各論に入っていきたいと思います。まずは革質についてお伝えしていきたいと思います。