Organのファスナータイプの2 wayトート(サイズL)の日常ケア
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、Organのファスナータイプの2 wayトート(サイズL)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
前回お伝えした様に、この鞄の革質は「ミネルバボックス」です。
ミネルバボックス イタリアのトスカーナ、サンタクローチェ地方で1000年の歴史をもつ’’バケッタ製法’’と呼ばれる手なめし、手染めで仕上げられた、最高級素材の革です。「バダラッシィ・カルロ社」にて、一枚一枚、丁寧に作られています。●特徴:シュリンク加工と呼ばれる表面にシボと呼ばれるシワを出す加工で、柔らかいうえ丈夫になります。一枚の革でも部位により質感が異なり、個性的な革になります。●経年変化:100%ピュアなオイルによりたっぷりと時間をかけて加脂する製法により、独特の色艶がでると共に、一旦加脂したオイルが抜けにくいのが特徴です。その為、しばらくはオイルなどによる保革は必要ありません。(公式ホームページより一部抜粋)
購入してから4年が経ちますが、じんわりと艶がでてきました。
日常ケア
上述の様にクリームなどの塗布は必要ないことから、日常ケアは基本、馬毛ブラシや羊毛ブラシによる乾ぶきのみです。
以前、サイズMで御紹介しましたが、埃が多めのときは馬毛ブラシを用いています。
ただ、埃も多くなく、朝の通勤前や通勤後で汚れていないときは、いきなり仕上げの羊毛ブラシを使っています。
今回も息子が手で出演してくれました。
最近は、撮影のときにピタッと止まってくれたり、ポージングが上手になりました!
大変有難いです♪
息子には大変感謝しています。
上の画像の様に、縦に二本走るベルト状の革があるので、上下に撫でる様に磨いています。
羊毛ブラシは、コロニルのブラシを使用しています。
靴とは別の鞄用です。
といっても、鞄専用ではなく、手帳や財布にも使っています。
これらの革は靴と異なり、色つきのクリームを塗っていないので、この羊毛ブラシ1本のみ使っています。
以前お伝えしましたが、大峽製鞄さんのオールレザーブリーフのブライドルレザーも磨いているので、ブラシにブルームが付着し、ブラシが育っていると感じています(そう思いたいです笑)。
購入して4年が経ちますが、クリームを塗らなくても乾燥している様子はまったくありません。
5年前に購入したサイズMも同様です。
なので、公式ホームページに従い、クリームの補充をすることなく、乾ぶきのみで日常のケアをしています。
革磨き好きとしては、はじめはクリームなしと聞いて、ちょっと物足りなさ感じがしました。。
やっぱり、何か手をかけたい、という気持ちが。。。
でも、逆にクリーム塗り過ぎて失敗したりしない分、本来のエイジングを見て行けるのかな、と思う様になりました。
いつ頃からクリームが必要になってくるのか、今後も経過を観察していきたいと思います。
まとめ
●4年前に購入した、Organのファスナータイプの2 wayトート(サイズL)の日常ケアは、基本馬毛ブラシや羊毛ブラシによる乾ぶきのみです。今後いつ頃からクリームが必要になるか見ていきたいと思います。
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、細部についてお伝えしていきたいと思います。