ジョンロブ・フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)のソールと細部、日常ケア
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)のソール、日常ケア、細部についてお伝えしていきたいと思います。
ソール
ダブルバックルの購入時のソールの画像がどこかにいってしまったので、かわりに、同じプレステージソールで、以前お伝えしたフィリップ2のミュージアムカーフ(プラム)の購入時の画像です。
このプレステージソール、白くて美しいです。
そして美しいだけでなく、立体感があり、履き心地も抜群です。
更にジョンロブサウンドも奏でます。
ダブルバックルもしばらくはレザーのままでしたが、
その後は、いつもの様にビブラムのソールに替えて頂きました。
レザーソールは美しいですが、やはり機能的にはラバーが安心です。
だいぶ悩みましたが、ビブラムのラバーソールにしてストレスが軽減しました。
ちょっと雨が降っても安心です。
空港の大理石のトイレで滑ることもありません。
日常ケア
日常ケアは、これまでもお伝えしてきた様に、
帰宅したらシューツリーを入れて、ソールをクリーニングブラシで磨き、アッパーを馬毛ブラシで磨きます。
その後は、ジョンロブのバッフィンググローブで仕上げます。
そして、3カ月に1度は、コロニルのクリームを塗布しています。
クリームは黒を使用しています。
以前はナチュラルを使用していましたが、黒の靴はキズが目立つので、黒のクリームを使っています。
ワックスは使っていません。
ワックスなしでも、オックスフォードカーフは美しく輝いてくれます☆
細部
このフィリップ2ダブルバックルは、見ていて飽きません。
ずっと見ていられます。
それは細部がまた美しいからです。
上の画像はフィリップ2のシームレスヒールです。
継ぎ目のないヒール、そしてメリハリのある外見が綺麗です。
そして、かかとのおさまりもよく履き心地も良いです。
ラスト7000は日本人に向いています。
歩いていてかかとが浮きません。
ウィリアムのラスト9795やオードリーの後に履くと、かかとがフィットしているのがわかります。
そして、細部といえばローズゴールドのバックルです。
キンキラし過ぎない、落ち着いたゴールドです。
ローズといっても赤すぎず、ピンクすぎず、落ち着いています。
このローズゴールド、やはりよく見られます!
靴好きな(であろう)男性や、交差点で立ち止まっているとき、女性に見られることがあります。
他の靴ではこれほど見られることはありません。
少し恥ずかしいですが、見ていただけるのは嬉しいです。
そして、このパラジウムのバックルは、メンテナンスフリーなのも嬉しいです。
さびたりすることもなく、泥がついてもすぐにとれます。
また、購入前に気になっていましたが、空港の保安検査場でブザーが鳴ることはありません。
あれ、靴脱いだりして面倒ですよね(汗)
履きシワ
上の画像はシューツリーを外したところです。
以前、ウィリアムのときにもお伝えしましたが、ダブルバックルは、吐きシワがきれいに入ります。
このフィリップ2ダブルバックルも、シワ入れの儀式などは行っていませんが、自然なシワが左右差なくつきました。
なので、痛みもなく、快適に履くことができます。
快適、といえば、最初はタイトな作りになっていて辛かったの思いだしました(汗)
サイズを間違えたかと思いました・・・
紐で調整することができない分、タイトになっていて、最初はしばらく履くと痛くて、一番上のバックルも外していました。。。
でも、ミュージアムカーフほど早くはないですが、オックスフォードカーフも半年くらいで痛くなくなりました。
そして、バックルは靴紐と違って恒常性があるので、同じ穴でしめていると、いつもと同じフィット感を感じられます。
そして、バックルなので手軽に脱ぎ履きできます♪
まとめ
フィリップ2ダブルバックルのオックスフォードカーフ(ブラック)はバックルやシームレスヒールの美しさに、ダブルバックルによる自然なシワや快適さが加わり、素晴らしい靴になっています。
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブの2003年イヤーモデルについてお伝えしていきたいと思います。