ジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)の日常ケアに関して
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)の日常ケアについてお伝えしていきたいと思います。
日常ケア
〇以前もお伝えしましたが、革靴ケアではたくさんの失敗をしてきました。。。
その失敗の多くは、クリームの塗りすぎです(涙)
数多くの失敗をしてきただけに、美しくキメの細かいミスティーカーフ、でも繊細なベビーカーフでもあるミスティーカーフをどの様にケアしていくのか、購入当初は結構悩みました。
そこで改めていろいろ調べたりプロの方に聞いたりしました。
それらの情報と、これまでの経験を踏まえての現在のケアになります。
〇日々のケア
タイトル画面ではもっとたくさんのケアグッズ達が並んでいますが、日々の日常ケアは上記のケアグッズだけです。
〇シューツリー
まず、帰宅してからは、シューツリーを入れます。
フィリップ2はジョンロブのプレステージに属しているので、純正のシューツリーが付属しています。
余談ですが、フィリップ2のシューツリーは、見た目ほど重くありません。
なので、最近は旅行にも持っていっています。(妻にはあきれられています。。。)
重量は、片側だけで350 gです。
ちなみに、ガジアーノ&ガーリングの純正シューツリーは 450 gなので、それよりは少し軽いです。
やはり、日常の生活より長い距離を歩く旅行では、純正のシューツリーを持っていきたくなります。
〇クリーニングブラシ
シューツリーを入れた後は、クリ―二ングブラシでソールを磨きます。
コシがあるので、砂などが綺麗に取れます。
先端のとがった所で小石なども取れて大変便利です。
〇馬毛ブラシ(汚れ取り用)
その後は、馬毛ブラシでアッパーを磨きます。
靴箱のスペースの関係で、上の画像の様に小さめの馬毛ブラシです。
以前は大きいのを使っていたので、小さいのに抵抗がありましたが、
小さいのは小さいので、小回りがきいて持ちやすく、そして、旅行先にも持っていけるので気に入っています。
日常ケアは、これで終わりです!
〇羊毛ブラシ
あとは、時間があれば、その日の夜や次の日の朝に羊毛ブラシで磨いています。
羊毛ブラシは、ジョンロブのバッフィンググローブか、コロニルの羊毛ブラシを、その日の気分で使い分けています♪
ジョンロブのバッフィンググローブは、くるくると丸められるので、携帯に便利です。
〇3カ月に1回のケア
3か月に1回は、クリームを塗布しています。
クリームはこれまでの経験を踏まえ、コロニルのシュプリームデラックスクリームです。
ジョンロブ純正クリームがホントは良いのだと思いますが、子ども達からにおいを指摘されてからは、コロニルのクリームになりました。
サフィールのコットンクロスに少量塗布して磨いています。
塗りすぎない様に注意しています(汗)
〇馬毛ブラシ(仕上げ用)
以前は、クリーム塗布後の仕上げも、汚れ取り用も同じ馬毛ブラシを用いていましたが、ジョンロブ店長さんから「ジョンロブの靴のケアの仕方」を教えて頂いてからは、埃取りと汚れ取り用は別の馬毛ブラシを使っています。
確かに、言われてみれば、納得です!
人で例えれば、顔を洗う前に使ったタオルを、顔を洗った後にまた使うのと同じと考えたら、即座にアマゾンでクリックしていました(笑)
ただ、同じ色だと間違うので、仕上げ用の馬毛ブラシは柄が白っぽいのを使っています。
〇クリーニング液
革靴ケアの前には、クリーニング液で綺麗にしてから磨くのが一般的です。
ムカデもこれまでは、基本はそうしていました。
ただ、ジョンロブのキメ細かい上質な革をケアする際、クリーニング液は使わない様に、と、ジョンロブの店長さんがおっしゃっていました。
ジョンロブの店長さんは、クリーンング液を使わず、ジョンロブ純正のクリームをクリーンング液として使っているそうです。
ワックスも時間をかけてクリームだけで除去していくとのことでした。
確かに、ジョンロブ純正クリームは粘性が高く、それだけでも汚れがよく落ちます。クレムと似ています。
そうはいっても、購入前から付着しているであろう、ワックスやクリームを除去するため、購入直後に一度だけクリーニング液を少量使ったことがあります。
水性のクリームでは油性の汚れやクリームは落ちづらいので、コロンブスのツーフェイスローションニュートラルを使いました。
このクリーニング液は普段使っていますが、水性も油性にも効果があり、それでいて嫌なにおいがなく、革にも手にも優しいので使っています。
購入直後に使ってみましたが、布に茶色のクリームが付着することはありませんでした。
ちなみに、それ以降は使っていません。
ただ、コロニルのクリームもジョンロブ純正クリームほどではありませんが、汚れが落ちるので、基本はコロニルのクリームをクリーニング液としても使っています。
〇エッジクレヨン
どうしてもコバは物理的に地面や壁と衝突していまい、塗装がハゲてしまいます。
そんなときは、このエッジクレヨンを用いています。
黒とダークブラウンがありますが、フィリップ2のチェスナットはダークブラウンを使っています。
本格的ではないですが、簡単に手も汚れず修復できるので、便利です。
これまで、ワックスや、色つきのクリームを使っていない、まさにそのままの状態です。
以前お伝えした、10年以上経年変化したワーウィックみたいな艶がでる様、フィリップ2のミスティーカーフも日々ケアをしていきたいと思います。
革靴はもちろんですが、ケアグッズ達も使っているうちに愛着が湧き、今や愛しい存在です☆
まとめ
●ジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)は、繊細なミスティーカーフをにストレスを与えない様な自然なケアを心がけています!
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・フィリップ2のミスティーカーフ(チェスナット)のソールについてお伝えしていきたいと思います。