26年前に購入したゼットのグローブのケア:グローブオイルの使い方について
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、オイルの使い方についてお伝えしていきたいと思います。
オイルの使い方
前回お伝えした様に、ムカデが革磨きを好きなのは、子どもの頃からグローブを日常的に磨いてきたからです。
そのやり方は、時代と共に変化しました。
昔は父親から習ったとおり、指で「ろう」を毎日塗っていました。
チームメートからは「油ぬりグローブ」と呼ばれていました(汗)
ボールにろうがついて、ベタっとしてしまうからです。
そして、ろうまみれの指は洗ってもなかなか落ちず、指に触れるものをみなベタっとさせていました!
その後、便利な「スプレータイプ」がでました。
スプレータイプも使っていましたが、同じ所に吹きかけるからから黒くて硬くなり、いわゆる「革が焼けた」状態になりました(汗)
その後、「ローションタイプ」もでました。付属のスポンジで塗るタイプです。
これは、指が汚れることもなく、べたつかず、塗ってすぐに使えるので、最初は感動しました!
でも、使っていくうちに、保革的には物足りないと感じる様になりました。
そこで、かかりつけの野球ショップの店員さんから教えていただいたのが、このオイルです。
ミズノプロのグローブ用オイルです。
上の画像の様に、スポンジがついており、そこから直接オイルが出てきます。
なので、これ以外に、布もスポンジも必要ありません。
手が汚れません♪
べたつかず使いやすい、にも関わらず、しっかりと革に侵潤してしなやかになります。
その使い方について、実際に再現してお伝えしていきたいと思います。
まずは、グローブについた土を払うために、馬毛ブラシで磨きます。
今回も息子が手で出演してくれました。
馬毛ブラシの適度な固さが、土を払うのにちょうどよいです。
乾燥してきたな、というタイミングで、このオイルを塗布しています。
まずは、最もボールがあたるポケットの部分を中心に塗っていきます。
オイルを塗ってすぐに使えるくらい、ベタっとしませんし、変な臭いもしません。
ただ、スポンジ部分を強くグローブに当てて磨いていると、スポンジがボロボロになってしまいます(汗)
そうすると、オイルはあるけど塗れなくなってしまうので、こすりつけない様にしましょう!
特に、子どもはこすりつけてしまいます(汗)
また、キャッチャーミットの様に、イイ音をだす必要がある場合は、使う数日前に塗って乾燥させておく必要があります。1週間位はあけるのをおすすめします。
次に、一番切れる網の部分の紐は、特に念入りに塗ります。
ムカデは以前から、ここが切れるチームメートを何人か見てきました。
なかには、切れて、ボールがそのまま身体に当たったのも見たことがあります!!
痛そうにしていたのに、監督から「グローブの手入れが悪い!」、と怒られていたのを今でも覚えています(汗)
一番衝撃が加わる部分なので、しっかり塗りましょう。
反対側の紐も塗っていきます。
グローブが乾燥していると、やはりボールの跳ね返りが強くなります。
特に、ボールが反れたりして、ポケット以外でキャッチせざるを得ない場合、
ボールを弾くか、キャッチするか。。。
それは、アウトにして勝つか、負けるか、につながる可能性があります。
せめてグローブだけは万全にしておこう、と思い、グローブ磨きをしています。
○最後に下の画像をご覧頂ければと思います。
このオイルは、子どもでも塗れます。
そして、画像の様に風呂上がりでも手を汚さずに塗ることが出来ます。
子どもが、道具、というか、物を大切にするのを身につけるよい機会かもしれません。
一生懸命に自分のグローブを磨いている息子を見ていると、幸せな気持ちになります☆
まとめ
●これまでいろいろ試してきましたが、野球グローブのケアにはミズノプロのオイルがお勧めです!
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、グラブホルダーについてお伝えしていきたいと思います。