ジョンロブ・ウィリアム2をダブルソールからシングルソールへ!
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)のソールについてお伝えしていきたいと思います。
思いきって、ダブルソールからシングルソールに替えてみました!
ウィリアム2
上の画像は、向かって右からジョンロブ・ウィリアム2のオックスフォードカーフ(ブラック)、
ジョンロブ・ウィリアム2のミスティーカーフ(チェスナット)、
ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)です。
ジョンロブのウィリアムシリーズではじめて購入したミスティーカーフ(チェスナット)により、ウィリアムの良さを知りました。
ダブルバックルやラスト9795の快適さ、そしてオールアラウンドグッドイヤー製法やダブルソールによるクッション性が素晴らしく、徐々にウィリアムが増えていきました。
ウィリアム92
そんななか、ウィリアム発売75周年を記念して限定発売されたウィリアム92を、幸いにも購入することができました。
この靴がいろいろな意味でターニングポイントになりました。
このウィリアム92、上の画像の様に標準仕様がラバーソールになっています。
このラバーソールは「ライトウェイトウォーキングソール」と言われています。
ライトと称するだけに、その重量は500 gです。
ウィリアム2が700 gなので、だいぶ軽量です!
この靴を履く様になってから、ウィリアム2を履くとだいぶ重いと感じる様になりました。
また、以前からシティー2やフィリップ2の様なシングルソールの靴を履いた後、ダブルソールのウィリアムを履くと、反りかえりが少ないなとは思っていましたが、それが妙に気になり始めました・・・
そこらへんは一人で歩いているぶんには気づかないですが、子どもと一緒に歩いていると早く歩きづらい。。。
ダブルソールからシングルソールに変更
そこで思いきって、ダブルソールからシングルソールに変更してみることにしました!
検索した限りでは、ウィリアムをダブルソールからシングルソールに変更したという方はいらっしゃいませんでした。
でも、トリッカーズ・バートンをダブルソールからシングルソールに変更した方は結構いらっしゃいました。
その方達がシングルソールに変更したら快適だった、とおっしゃっているのを参考にさせて頂きました。
そこで、いつもお世話になっている三越RESHさんのスタッフさんにシングルソール変更について相談しました。
スタッフさんは当初、履き心地がかわることを懸念されていました。
スタッフさんもジョンロブ・ウィリアムのシングルソールへの変更ははじめてだったそうです。
細部を検討してお預けしてから待つこと約1カ月、シングルソールになって帰ってきました♪
それが上の画像です。
ドイツのタンナーから直輸入したという、耐久性のあるジャーマンオークバークレザーソールが美しいです。
つま先は金色の真鍮にして頂きました。
ジャーマンオークバークソールの茶色に金色がよく映えます。
かかと
上の画像はジョンロブの別の靴ですが、以前から、この黄箱時代のかかとが気に入っていました。
両側に均等にせり上がったラバーは、ラバーの面積が広く、滑りにくいです。
かかとはこれに近いラバーを選びました。
それがトリッカーズ純正のかかとです。
RESHのスタッフさんに勧めて頂きました。
実際につけてみると、ラスト9795にぴったりです。
ラスト9795の広めのかかとに、ラバーの割合が更に高くなり、グリップ力も向上しました。
シングルソールにしてみて、横から見てもあまり違和感はありません。
ウィリアム92と以前は同じ高さでしたが、並べてみるとだいぶ低くなりました。
その分、ちょっとエレガントになった印象です。
ちなみに、重量は700 gから600 gになりました。
さすがに革なので、ライトウェイトウォーキングソールの500 gには至りませんでしたが、その分、反りかえりが良いので、より早く歩ける様になりました♪
子どもに早歩きで負けなくなりました!
上の画像は、合計4日間履いた状態です。
いずれ、今後の経年変化もお伝えしていければと思います。
まとめ
●ウィリアム2のダブルソールをシングルソールに変更してみました。軽量で反りかえりも良くなり、予想以上に歩きやすくなりました♪
次回
※次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・ウィリアム2のミュージアムカーフ(パリジャンブラウン)の履き心地についてお伝えしていきたいと思います。