ジョンロブ・2003年イヤーモデルについて
今回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブ・2003年イヤーモデルについてお伝えしていきたいと思います。
イヤーモデル
ジョンロブのイヤーモデルは、1996年から1年に1つの型だけ発表されるモデルです。
ジョンロブの職人達の新たな技術の発表の場であるといわれ、毎年限定で発売されます。
2022年、2023年モデルは世界限定500足でした。
2003年イヤーモデル
この2003年イヤーモデルは、トゥが特徴的です。
ストレートチップのラインが入る場所に、やわらかく、それでいてエレガントなデザインが施されています。
トゥだけでなく、サイドからのびる直線がまた素敵です。
横に一直線のラインが、とてもエレガントです。
ジョンロブでも珍しいデザインです。
ラストはシテイー2やフィリップ2と同じ、ラスト7000です。
ジョンロブのいう、「タイムレスなラスト」であり、まさに普遍的で優雅さがあります。
そして、ラスト7000のかかとのおさまりがまた絶妙です。
私のかかとにもぴったりです。
ジョンロブのコレクションはラスト7000ばかりになってしまう、と、言われる方々の気持ちがよくわかります。
横から一直線に伸びたラインがかかとで合流します。
そのステッチも精密です。
シームレスではありませんが、プレステージソールでもあり、見た目もキュっとしてかっこいいです。
この2003年モデルは、シューホリックさんから購入しました。
大きな傷もなく、年季が入っている分、ミュージアムカーフがこれでもか、というほど柔らかいです。
ホント、このミュージアムカーフの柔らかさは格別です!
20年も経つとこれほどになるのか、と思えるほどやわらかいです。
これまでお伝えしてきた、ミュージアムカーフ達の目標になりました。
この2003年モデル、20年以上前のモデルですが、楽天を中心に中古モデルが散見されます。
素晴らしいデザインと履き心地なので、サイズがあったら是非購入を検討してみてください。
次回
次回のブログ「ムカデの革磨き日記」は、ジョンロブの2003年イヤーモデルの詳細についてお伝えしていきたいと思います。